「お帰りなさいアイリーン。学校はどうだった」
ギイッ…
木の扉を開ける。
すると木の香りと一緒に慣れ親しんだにおいが鼻をかすめ、少しばかり強張っていた身体が緩む。
初めての遠出でかなり私は緊張していたみたいだ。
力の抜けた私の頬がゆるとり緩む。
それを感じながら声のした方へと視線を向けた。
少し心配そうな色を緑色の瞳に浮かべながら声をかけてくる、今の私と同じ髪色をした母さんがそこにいた。
そんな母さんへと駆け寄り、そして抱きついた。
温かい母さんの温もりが私を包む。
それと同時に魔法が解け、青い髪色が銀色へと変化して行った。
相当、母さんに安心した為に気持ちが緩んで魔法が解けてしまったようだ。



