「あぁ…、もういいや。…こんなまぬけが闇黒竜なわけないしな」 「あ……、んこく……りゅ……う?」 「…知ってんだろ?名前くらい」 コクンッ--- 頷く。 千年前にシーリア様に倒されたと言われている、伝説の竜。 闇黒竜の事だよね? 頷く私を見て、その子はふんっと鼻を鳴らし口を開いた。 「千年前にこの世を恐怖の渦へともたらした闇黒竜が、復活したのも知っているだろう?」 「………」 ふるふる--- 横に首を振った。 それに目を見開き、目を瞬かせる。