『声を出すな。…頭の中で思うだけで俺と会話が出来るようにしてある』
『……あー、……あーあー…。あっ!本当だ!何これ…』
私の思った事が何故か頭の中で響いて聞こえた。
不思議---
校長先生の話しそっちのけで興味心身に頭の中で声を出しまくっていると、また頭の中に声が聞こえてきた。
『それよりお前…。何者だ?』
『へ?私?』
『…お前から闇黒竜の波動を感じる。もしや、お前が闇黒竜か?』
『あん…、こくりゅー?』
へぇ?
『まさかお前が数年前から幾つかの村や町を滅ぼしている、闇黒竜なのかって聞いてんだよ』
『ごめん、言ってる意味が分からないんだけど…。竜?私は普通の人間だよ』
『………』
私が言った後、怒気を含んだような物言いをしていたその声が聞こえなくなった。
あ…、
いつの間にか校長先生がいなくなっている。
そして二十人ほどの大人達が並んでいた。
どうやらこの学校の先生のようだ。
先生方の紹介が始まった。



