気の…、せい?
…ううん、違う。
まだ、誰かが私を見ている。
それも冷やかな視線…
それがどこから来ているのかは分からないけど、何で私にそんな視線を向けるの?
チラッと隣に座っているセシリーとウィルに視線をやる。
楽しげに話しているその二人からではないのは確かだ。
それにしても何で私に?
私は村から出たのは今日が始めてなのだ。
知り合いなんて村の人意外にいるわけがない。
…まだ、感じるその視線は悪意のある視線に間違いはない…、と思う。
フッ…、と講堂内の明かりが全て消えた。
明かりが消えたと言うよりは…、
この講堂内全体が、闇に包まれた感じだ。
ふんわりと…、でもどこか寒々としたこの空気にもやはりと言うか---
魔力を感じる。
これが『闇魔法』…、なのかな?



