ゴックン…
思わず唾を飲み込んだ。
ここで…、
この学校で、私は来年から魔法を学ぶのかぁ。
緊張が身体を一瞬、走った。
「さ、座りましょう」
「あ…、うん」
一足先に我に返ったセシリーがさっさと歩き、すぐ傍の椅子へと腰掛けた。
そこは比較的、まだ人が少ない場所だった。
「え?知らないの?」
物凄く驚かれてしまった…
あれから次々と魔法陣から来る子供達を横目に見ながら三人で話していたのだが、その話し全てが私の知らない事だらけで驚いていた…のだけれど---
また違う話題になりその話しさえも知らなかった私を、目の前の二人はまるで私がおかしな子とでも言うような目でみながら驚く。
え、私の方がびっくりなんだけど…
そんなに驚くような事なの?
そして身を乗り出してくるのは、私の二つ隣に座っているウィル。



