「アイリーン、良かったな」
ニッと笑ったウィルに大きく頷く。
「うん。ホッとしたよ」
「ほら。今から学校の講堂で説明会があるから早く行きましょう」
セシリーのその一言で私達は歩き始めた。
門を潜り抜けると、少し遠くの方には大きな噴水が見える。
そこを通り更に奥へと進むと、目的の場所に着くみたいだ。
徐々に近づく噴水が、村にある小さい噴水とは大違いなのは遠目から見ても分かってはいたけれど…
何、これ---
下から上へと水しぶきを上げながら水が上がっている…と言うのは普通なのだけれど…
でもそれだけではない。
それはここが魔法学校だからなのか?
それとも私の村以外にある噴水はみんな、そうなの?
違うよね?
だって噴水前には子供達がキラキラした顔をしながら、物珍しそうに見ているんだもん。



