「門の内側に入れれば合格だ。…入りなさい」
「は、はい」
ゴクン---
思わず喉を鳴らした。
そして…
一歩、紫色の魔法壁の中へと…
入っ………、
「入ったッ」
声にならない言葉が口からこぼれた。
後ろを振り向くと、紫色のシャボン玉のような薄い壁が見える。
後ろにその壁が見えると言う事は、学校の敷地内に入れたようだ。
ホッと胸を撫で下ろす。
それにしても想像していたのとは違うなぁ。
魔法壁の中は紫の光に包まれているのかと思っていたけど、何てことはない普段どおりに見える。
内部に入ると魔法壁は見えるけどそれだけだ。
魔法壁を突き破った時も特に何も違和感なく、入る事が出来たし---



