闇黒竜 ~1000年の時を越えて~



「ウィルとセシリーって兄弟…、ではないよね?同い年だし」


あぁ、双子って事もあるのかな?




「私とウィルは幼馴染なのよ」


「そうなんだ。…家が近いの?」


「えぇ、そうよ。隣同士なの。ウィルっていつまでも子供だから手がかかって大変なのよ。さっきだって迷子になるし」


「いや、迷子になったのはセシリーだろ?」



セシリーの言葉に食って掛かったウィルは、結構本気で怒っている。


しかし対するセシリーはそんな事は気にする事なくウィルを軽くあしらった。




す、凄い…


やっぱり兄弟みたいだ---



そしてついに私達の順番が回ってきた。




き、緊張する…


私の前にいたウィルとセシリーは、難なく紫色の魔法壁へと入っていく。