「もうすぐ私達の番ね」
「もしかしてこれが魔法の適性検査?」
「そうよ。魔法の使用できない子は門の中に入れないようになっているの。入れない子は残念ながら学校に入る資格のない子になるわね」
ジッと見ていて、気づいた事があった。
門の中に入れない子達の殆ど全てが、髪の毛や瞳の色が黒い子ばかり。
たまに色のある子がいるけど、それでも黒に近いカラーだ。
だからきっと魔法力もそれ程でもないのだろう。
「そうなんだ。…ここで適性検査をしちゃうのなら、門から中に入ったらもう合格って事?」
「そうよ。多分中に入ったら来年この学校に入るにあたっての説明とかされるんじゃないかしら?あぁ、アイリーンも私達も多分、合格するから心配はないと思うわよ」
「え?なんで?」
「私達のカラーはどうみても黒が混じってないよね?だからきっと大丈夫」
自信満々にそう言ったセシリーは話していると分かるが、とても頼もしい。
特にウィルに対しては完全に、お姉さんと弟って感じだ。
私達はそうやって話しながら最後尾へと並ぶ。



