「大丈夫なら良かったわ。私はセシリー ボンズ。ウィルの幼馴染で、これからあの魔法学校に行くところだったの。一緒にここまで来たのにウィルったら消えてしまって、ずっと探してたのよ」
「えっと、セシリーさんももしかして魔法の適正検査を受けに?」
「そうよ。アイリーンさんも……。あ、私の事はセシリーでいいよ。だから私もアイリーンて呼び捨てにしてもいいかな?」
「もちろん!」
セシリーさんもウィルと同じで良い服を着ている。
この子も身分が高そう…
それなのに気さくに私に話しかけてくれるなんて、二人とも良い人なんだろうね。
本当、一人で不安だっただけに嬉しい。
そして私達三人はウィーンダリア魔法学校に入るべく、目の前にある大きな門へと向かって歩き始めた。
門から内側は紫色のシャボン玉のような魔法壁で守られている。
その中にこれから入れるかと思うと、胸がどきどきする。
入った瞬間、どんな感じがするのだろうか?



