『こんな状況にしてしまってすまない』
「え?」
『俺は闇黒竜だ』
額から響くその言葉に、今だ私を見つめる闇黒竜を見て目を瞬いた。
「あ…んこく……りゅう?ルーファスお兄さんだよね?」
『あぁ。久しいなアイリーン』
「闇黒竜ってルーファスお兄さんだったの?」
『そうだ…。しかし今、その説明をする時間はない。言えるとすれば俺は今まで、この男に操られていたと言う事だけだ』
「…そんな」
闇黒竜がルーファスお兄さんだったなんて、そんな事いきなり言われても驚きすぎて言葉も出ない。
それにガイルに操られている?
どう言う事なの?
本当にわけが分からない。
だから色々と聞きたいのに、説明する時間がないと言われてしまっては何も言えるはずない。



