闇黒竜 ~1000年の時を越えて~



「へへんっ、どんなもんだーい」


「凄いすごーい。ダイ、かっこいい……………ッ?!」


「グゥ…、………ぁ?」


「あ………、ダ………イ……ッ」



全ての泥人形を弓で倒したダイがガッツポーズを私に見せた瞬間、嬉しそうな表情だったダイが目を見開き………


そのまま地面へとうつ伏せに倒れこむ。




そして…


一瞬にしてダイの周りには血溜まりが出来た---




両手を口元に当て、わななく私の口からは強い呼吸音。


な、何が起こったの?




「い………っ、やぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!!!!」


『アイリーン様ッ!』


「アイリーン?」


私の叫び声にこの場にいる者の動きが止まった。


震える鼓動がまるで全身に行き渡ったかのように、身体中も同じように戦慄く。


小刻みに揺れる指が横たわるダイの身体へと触れようとしたけど、寸前で止まった。




まさか…、


そんな---



ダイ?