「と、止まってーーーーッ!」 つい投げてしまった魔法に向かってそう叫ぶ。 しかし当の父さんはそれを何でもない事のように剣を構え、そして迫り来る私の魔法へと突き刺すように構えた。 カッ--- 父さんの長剣が私の魔法を吸い込み、そしてその剣が眩いばかりに輝く。 ううん…、 違う--- 長剣が光ったと言うよりは、剣についている赤い石が光ったのだ。 それと同時にその剣の銀色の刃が、赤色に変化すると共に輝き始めた。 初めて見るそれに興奮した私の心臓が、ドクンドクンと大きく鳴る。