闇黒竜 ~1000年の時を越えて~



「アイリーンッ!」


「と、父さん?」



声のした方へと視線を向けると、こちらに向かって駆けて来る父さんの姿が見えた。


思わず魔法を使いそびれ唖然と父さんを見る。




すると…


父さんの手に持っていたナイフが、長剣へと変わった事に気付き驚きに凝視してしまった。




「その魔法をこっちに投げろ」


「えっ」


「早くしろッ!」


思わず、反射的に自分の魔法を父さんへと投げてしまう。




しまった---


父さんに魔法が当たったら死んでしまう。