「 高坂さん。校内案内をしてくれる同じクラスの 霧谷さん です。」

「 よろしく 」

「 あっ…はい!よろしくお願いします!」

そう言って私はお辞儀をした。

「 じゃあ 霧谷君よろしくね 」

「 はい 」

そう言って先生は職員室を出ていった。
それと同じに私たちも出ていく。

「 高坂さんだっけ?下の名前は?」

急の質問に私は慌てて言葉を返す。