アイドル様の秘密【上】


「どうしたんですか飛沙さん。」


屋上で優翔に全てを話してから2ヶ月が経っていた。


仕事も勉強も上の空だった私を可笑しいと思い神塚は聞いてきた。


「別に…」




そう言って机に向かう。


「お嬢…」


元都も神塚と同じだった。