「や、ごめんね。そんなことを考えている人とは知らなかった!! 面白いね龍国君!!それを謝りに?」 飛沙は止まらない笑いを我慢して言う。 「それもあるけど…。 大切な話があるんだ。」 「大切な話?」 「そう、俺…六条寺さんのこと好きなんだ。」 〝ザァァ…〝 風が吹く屋上。 「…………えっ………?」 頭が真っ白になった。