「あのなぁ…七果。そういうのは大きい声で言うもんじゃねぇんだよ。」 「えー…そうなのぉ…?ごめんね飛沙ちゃん。」 「馬鹿、謝る相手違うだろ。」 「じゃぁ誰?」 「クラスの皆に決まってんだろ。」 「えー…ごめんねみんな?」 そんなふたりの会話を見て笑う飛沙に梓奈は言った。 「行ってくれば?」