アイドル様の秘密【上】

「えっ!?本当!?

よかった!!あ!じゃぁ…

ここがバレたら大変なことになるからさ、

誰かに迎えに行かせるって伝えてくれる?」

「わかりやした。」

元都はそういい電話をしに行った。

「まさかOKが出るとは思いませんでしたね。」

神塚が隣で言う。

「うん…。それに元の妹って言うのも驚いた。

沢山聞けるかな?」

「そうだといいですね。」

―――――数時間後―――――

〝コンコン〝

「どうぞ。」

「失礼します。」

そう言って部屋に入ってきた女性。

「お待たせしました。六条寺 飛沙さん。」

「いいえ。ここまで足を運んでくれたこと感謝します。

陰里 煉華さん。」

(さっきパソコンで見たけど、近くで見るとやっぱり可愛いいなぁ…。

身長が低くて顔が幼い…。こりゃファン多いわ…)

「で、私からなにを聞き出したんですか?」

煉華はそう言い静かに座る。

「あなたには教えてもらいたいことがあるんです。」

「いいですよ…敬語なんて。

兄の主人ですから…。」

煉華はそういった。

「別に主人ではないよ。」

飛沙はそう言い笑った。

「教えて欲しいことは一つだけ。

Doragon★coolってアイドル知ってる?」

「はい。最近よくお仕事一緒にやらせてもらっています。」

「調べたんだけど…謎が多いの。

事務所もわかんないし、それぞれの生年月日さえも…」

飛沙は調べた書類を煉華に渡した。