「9時か……」 (もう帰っちゃうのかな…) 私たちの手はずっと繋がれたまま……。 「飛沙を帰さないといけないんだろうな…」 「……ぇ……」 〝ぎゅっ〝 途端に私の体は優翔の体に抱きしめられていた。 「ゆ、優翔…?」 「無理だわ…。」 「えっ…?」 優翔の息が耳に掛かる…。