「飛沙が望むなら俺は君を連れて逃げる。組なんて捨ててどこか遠くで二人で暮らそう。」


優翔は真っ直ぐな瞳でいう。


素直に嬉しかった。


だって…大好きな人に…愛してる人に「一緒に暮らそう」なんて…


女の子なら誰でも憧れるじゃん……?


溢れるのは君を好きすぎて止められない想いと暖かい涙だけ……。


私も…君が好きだよ。愛してる…。


だけど私たちはまだ中学生。


人生を決めるのは早いよ。。。