灰夜と話し合って一週間。 Dragon★coolのliveまでの一週間だけ最後の時間をもらった。 現在、私と優翔は思い出の学校の屋上で夜の空を眺めていた。 「……綺麗だね……」 暗くどこまでも続く空にキラキラと散らばる星を眺め私はつぶやく。 「あぁ……。」 残り少ない時間でも会話なんてこれくらい…。 お互い何を話していいのかわからないから……。 離れたくない。別れたくない。 そんな言葉を言えばそれは自らの居場所を裏切る行為だ。