アイドル様の秘密【上】


「―――――な……―――――飛沙!!」


「あっ!?な、なに?」


突然灰夜に呼ばれた私。


「仕事中だよ。関係ないこと考えてたでしょ。」


「うっ……ごめんなさい。」


痛いところを突かれ、素直に謝った。


「はぁ……。飛沙、先に帰ってくれる?」


灰夜は私にそう告げた。


「な、なんで?」


「仕事に集中できないのに、おいておけないから。それに龍門咲組のみなさんに失礼だからだよ。」


「しゅっ…!!集中するからお願い!!」


私は気づけば頭を下げていた。