アイドル様の秘密【上】


準備を済ませて下に急いで降りる。


〝ズルっ…〝


「あっ……!?」


やばっ……


「いっ……」


あれ?痛くない?


「ったく…早くしろとは言ったけど階段くらい気をつけてよね。」


灰夜はそういいそのまま私をお姫様だっこして車に運んだ。


「ちょっ…灰夜!?恥ずかしいっ……!!」


灰夜の腕の中で懸命に暴れる。