準備を済ませて下に急いで降りる。 〝ズルっ…〝 「あっ……!?」 やばっ…… 「いっ……」 あれ?痛くない? 「ったく…早くしろとは言ったけど階段くらい気をつけてよね。」 灰夜はそういいそのまま私をお姫様だっこして車に運んだ。 「ちょっ…灰夜!?恥ずかしいっ……!!」 灰夜の腕の中で懸命に暴れる。