「……おいしい……」


「よかった!!野菜嫌いな子でも食べられるようになってるの。灰夜が嫌いだからね。」


飛沙は笑いながら言う。


「おい飛沙!!言うなよ……俺のメンツ……」


灰夜は頭を抱えて言った。


「あはは」

そう言って4人は笑い合って食卓を囲んだ。


(久しぶりだな…こうやってたくさんの人と囲んでご飯食べるの…)


忘れかけていた感情が溢れ出す。