「家で食べるわ!!」

梓奈が突っ込む。

「わかったよ……あのさ、これもお願い。」

飛沙はそう女店員に言った。

「わかりました。では…失礼します。」



女店員が去って梓奈と七果は飛沙に詰め寄った。

「あんたいつもこんな料理食べてるの!?」

「ずるいよ!!じゃなくて……大丈夫なの!?」

「いつもじゃないよ。大丈夫。栄養はいいんだよこのお店。」

「それに……」

「それに…?」

「お待たせしました。サラダです。」

「はやっ…!!」

梓奈は運ばれてきたサラダを見つめる。

「でしょう?早いんだこのお店。」

「どうぞお先に食べて。」

灰夜は笑顔で言った。

「い、いただきます…」

そう言って梓奈はサラダを口に運ぶ。