「お、お邪魔します……」 VIPルームはやはりほかとは違っていた。 個室になっているその部屋は落ち着いた雰囲気で、 ゆっくりできる空間だった。 「あ、オーナー!!」 店員がそう呼んだ。 「どうだこの店は?」 「ばっちりっす!!この店で働かせいただいて本当幸せっす!!」 「そうか…」 「ねぇねぇ…飛沙。」 梓奈が話しかけた。 「なに?」 「灰夜さんって…ヤクザでしょ?」 「そうだけど…」 「なんで店の運営?」