「君には驚かさせればかりだ。話って?」 「私…私……龍国君が好きです…」 風に揺れる髪… 言いたくて…言えなくて… だけど…伝えられた。 例え…君が私をどうと思ってなくとも…。 「っ……それ……本当……?」 優翔は半信半疑で問う。