「ん……。」 カーテン越しに優しい光が漏れる朝。 隣に灰夜はいなかった。 「灰夜…?」 「若頭なら仕事ですよ飛沙さん。」 「神塚…。」 「準備が出来てますよ。学校に行かれますよね?」 「もちろん。今学校が楽しいからね!!」 笑顔で答えた。 嘘なんてない。 楽しい。