「きゃー!葵ちゃん!おはよーっ!」
今日も私は何故だか朝から大勢の女の子に囲まれている。
まだ高校生活も始まって間もないっていうのに…どうしてこんなことになっているんだ?
「そんなの、葵ちゃんがイケメンだからだよ!」
寄ってくる女の子に理由を聞けば誰もがそう答える。
いや…イケメンって…私、女だぜ?
ま、こうやって女の子に囲まれるのも…悪くないけどな。
**********
わわっ、木下さんったら今日もあんなに女の子に囲まれてる。
木下さん、女の子なのにかっこいいもんな〜。
…それに比べて…僕は…。
「ゆーうーくんっ!今日も可愛いですねーっ!」
…周りに男の子の輪ができちゃってる。
それもそのはず、僕の顔は少し女の子みたいな顔をしているから。
認めたくはないんだけど、男の子は皆そう言う。
「悠くーん!俺と付き合わない?」
「やめろよお前ー!ホモかよー!」
そんなことを言って大騒ぎしている男の子に囲まれて…僕はいつも少し恐縮してしまう。
でも…それが僕にとって少し心地良いものになっている気がする。
今日も私は何故だか朝から大勢の女の子に囲まれている。
まだ高校生活も始まって間もないっていうのに…どうしてこんなことになっているんだ?
「そんなの、葵ちゃんがイケメンだからだよ!」
寄ってくる女の子に理由を聞けば誰もがそう答える。
いや…イケメンって…私、女だぜ?
ま、こうやって女の子に囲まれるのも…悪くないけどな。
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わわっ、木下さんったら今日もあんなに女の子に囲まれてる。
木下さん、女の子なのにかっこいいもんな〜。
…それに比べて…僕は…。
「ゆーうーくんっ!今日も可愛いですねーっ!」
…周りに男の子の輪ができちゃってる。
それもそのはず、僕の顔は少し女の子みたいな顔をしているから。
認めたくはないんだけど、男の子は皆そう言う。
「悠くーん!俺と付き合わない?」
「やめろよお前ー!ホモかよー!」
そんなことを言って大騒ぎしている男の子に囲まれて…僕はいつも少し恐縮してしまう。
でも…それが僕にとって少し心地良いものになっている気がする。