ちゅ。 「あ!パパとママちゅーした!」 「なっ…」 「ほら、行くぞ。」 「うん。」 そして二つの笑顔から三つに増えて、片方の手にはりんご飴を持ち、 もう片方の手を繋ぎ歩いていく姿は 親子。そのものだった。