「こんちわ!安藤颯斗!よろしくな!」


キャーーーッッ!!!!!!!!

女子が騒ぐ中、私はその人から目が離せなかった。


懐かしい声。


懐かしい姿。


懐かしい。


懐かしい。


貴方の全てを思い出した。そんな気がしたんだ。

なんでここにいるの?颯斗。どうしてこんなところにいるの?


後一年。一年は何なの?


誰か………教えてよ。


颯斗が席に着き授業が始まった。