乙姫様は、小さいほうの玉手箱を差し出して言いました。 「わかりました。では、小さいほうを。 開けてもいいですよ」 浦島太郎は、うたがわしそうに、乙姫様を見て言いました。 「おじいさんになるんじゃないでしょうね?」