き み だ け



その言葉に2人の顔が暗くなった。

「たまたま陽平と会ってね、

今日は一緒にまわってもらおうと

思うから大丈夫だよ」

「そっか。陽平くん、叶愛のこと

よろしくね」

「おう。」

2人と微笑んでその場を離れた。

しばらくお祭りをまわっているうちに

陽平の顔色がだんだん悪くなっていた。

「陽平、大丈夫?」

「えっ、あぁ。」

「もう帰ろうよ。もう十分楽しんだし」

「大丈夫だって。」

「本当にもう十分だよ。

食べたいものも食べたしさ。」

「わかった」

陽平はまだ体調が戻ってないのに

無理してくれてるのがよくわかった。


「じゃあここで」

「いいよ、家まで送って行くよ。

陽平途中で倒れちゃったら嫌だし」

「さんきゅ。悪いな」

そのまま陽平の家に着くまで

ふらふらの陽平を支えながら歩いた。

「じゃあゆっくり休んでね」

「おぅ、まじで助かった。

ありがとな。気を付けて帰れよ」

陽平の家の前でわかれて

家に帰った。

何度携帯をみても光弘からの

連絡はなかった。