「大好き」って伝えたくて〜My last massage〜

覚悟していたとはいえ、ショックだった。


もう本当に学校に行けなくなっちゃったんだって。


「少し、お母さんと2人でお話をさせていただきたいので、小山さん、少し席を外してもらってもよろしいですか?」


私は、「はい」とちいさい声で返事をしてすぐその場を離れた。


何をする気にもなれなかったけど、とりあえず、中庭に向かった。


あそこなら誰もこないから、1人になれるかなって。