「大好き」って伝えたくて〜My last massage〜

それに、バカだよ。優、あなたはバカだよ。



こんな私のためになんでそんな勝負するの?


「バカだと思ってるだろ?でもな、俺は何をしてでも愛里を手に入れたかった。でも、愛里が俺のこと好きじゃなかったら、来なくていい。」



優ははっきりと言っているけど、優の目は今にも崩れそうだった。


まるで迷子になった子犬みたい。


「俺、正直辛かったよ。この4カ月の間。佐々木を見てるお前を見てるのが。
だから、今回で決着をつける。
俺が負けたら…愛里のことは諦める。
だから…俺を、俺を選んでほしいんだ。」