私とは世界が違うよね。


「亜友莉ちゃん、お幸せにー!」
「えへ、ありがとー」


照れてる亜友莉ちゃん、女の私も惚れた。



そうして亜友莉ちゃんの惚気話を聞いていたお昼休み。

「小山さん、佐々木くんが屋上でよんでるらしいよー!」

あれは、確か隣のクラスの…



てゆうか、佐々木?
なんで佐々木が私に?



固まって動けなくなっている私。


「愛里とりあえずいってみなよ。複雑な気持ちかもしれないけど、いってみないと、何もわからないよ?」


亜友莉ちゃんにそう言われて頭にはてなマークを詰め込みながら屋上に向かう。




…そこには本当に佐々木がいた。