やっぱり本当は怖いんだなって感じた。


無理やり怖くないようにしてるんだなって。


「そっか…」


私はミユちゃんの頭を撫でながら言った。


「お姉ちゃん、また遊びに来て!私のお部屋、203だから!」


そう言ってまた病棟に戻っていった。