「永翔ー!みて!あの二人!!俺らと同じ制服!ちょー可愛くね!?」

「どこ?てか、またお前女ばっか見てんのかよー」

俺は、速見 永翔(はやみ えいと)
今日は入学式で今遅刻ギリギリで学校に向かってる。

んで、さっきの以上にテンション高いバカは俺の心友で 大野 綾(おおの りょう)
女と遊びまくってはいるけど中身は、いいやつだと思う

それで今、さっき綾が可愛いって言ってたやつに目を向けた
そいつは、イキナリ大声をあげて道路に飛び出した

「おい綾、あれヤバくね!車来てるよ」

「あ、あれ。あの子ども助けようとしてんじゃね?」

その時あの女に向かって車が走ってきた
やばい。……うわっ
車はギリギリのところで止まっていた

子どもは泣きそうになりながらお礼を言って帰った。そこにあの女の友達が心配そうに駆け寄ってきた。女は泣くどころか、ごめんと何事もなかったかのように謝ってた

どきっ
なんだよ。これ
「やべぇ、俺好きだわ。あの女」

「え、マジ?狙ってたのに!まぁ、永翔が相手なら勝てないけどな!それに、お前が一目惚れとか、がんばれよ」

「お、おう」.