「ごめんね?未来ちゃん。こんな奴らはほっといていいからね?これにサインして欲しいんだ。」


「…サイン、ですか、」


「あぁ。別に高いものを売りつけたりとかしないから、安心してね。」


え。なによ。わたしの心が読めるの!?このひと!

まぁ、…
「わかりました。」

「ありがとう。」


航平がニッコリと笑って、言った。

サインをすることで後に後悔するだなん
てだれも思っていなかった…。はず。