その日はそれで学校も終わり、自分の家へ帰った。

無駄に広い高級マンションに。

家に入って電話をみると、留守電ランプが点滅していた。

私はハーブティーを準備するついでに再生した。

〔只今、一件、の、伝言、を、お預かりしています。一件、の、伝言、を、再生します。プーッ〕

「未来!ちゃんとやってるか!?そんなことできるのは卒業までだからなっ!」


そんなこと。わかってるよ。

でも、

嫌だ…。絶対に。