秘密の歌声

ねぇ、どうゆうことなの?

私の座ってるとなりのせきに座った武藤くん。

「購買のところで聞いちゃったんだけど、さ...」

「ん?」

「海、いく、の?」

「あ、そうなのぉーー!」

「いいなぁ。」

「ふふ!」

「荻原といけるなんて...」

「!?」

はい?

武藤くん、勘違いさせるようなことしないでよ。

「なぁ荻原。」

席をたち、私の机に手を置いて距離を積めた。