こ.......いや菊野くんの横を通りすぎるとき、

視線を感じたけど俯いたまま通った。


「澄玲ちゃん」

「や、柳原くん!急にどうしたの!?」

「事情は言うから、とりあえずのって!」

乗って?

え!


ドライバーさんがドアを開けてくれる。

「これって.......」

いかにもお金持ちが乗ってるやつだけど!?

とりあえず乗り、座った。

「出して。」

柳原くんの指示により、車が走り出した。

「え、あの、どういうことなの!?」

「メールでいってたじゃん!今日迎えにいくって!」

「えー!うそ!」
いそいで携帯をだし、メールのアプリを開いた。

そこには未開封のメールが.......

「このメール見てなかった...」

「そっか!とりあえず今日は...有名な苺だいふくの店行こう」

「お!いいの?」
「うん」

「やったぁー!」