「あーおい!かーえろ!」

うーん、うるさいなぁ。

もう、授業は終わったの?

眼を開ける。

うわ…まぶしい。

眼を細めると、目の前には親友の姿。

「あ、芽衣…」

「やーっと、起きた。ほら、帰るよ」

んー。

もう、終わったのか。

「ちょっと待って。今用意するから」

そう言ってカラッポのスクバをもつ。