一週間前__…
「あ、琴ちゃんおはよう。
ママね、再婚したのよ∼♪」
朝ごはんのチョコたっぷり食パンを
かじると同時に、母さんの
声に似た声が正面から聞こえた。
「ごめん、もう一回言ってくれる?」
再婚「した」って言わなかった?
「だからぁ、ママ再婚したのっ♪」
うん、やっぱり聞き間違えだっ……
「………え?」
訳が分からなくて
顔を勢いよくあげる。
びっくりしすぎて、パンを落としそうになった。
「…どういうこと?」
分かるように説明してよ!!
「そのお相手なんだけどね、
すっごい素敵な人なの∼」
…そんなこと一つも聞いてないんだけど。
分かるように説明してもらったら
いつもお世話になっている
「高級」レストランの社長さんに
プロポーズされたとの事。
……意味が分からないよ。
「琴ちゃんには苦労かけると思うけど
優しい人ばかりだから大丈夫」
もう呆れて何も言えなかった。
とんでもないマイペースだと
思っていたけど…ここまでとは。
「と、いう事でよろしくね!琴ちゃん」
再婚を事後報告した上
「よろしくね!」と笑顔で
話をまとめるなんて…
ありえないよ。
「はぁ…」
溜息をついて忘れかけていた
チョコパンをハムッとかじった。
どうなることやら…
「あ、琴ちゃんおはよう。
ママね、再婚したのよ∼♪」
朝ごはんのチョコたっぷり食パンを
かじると同時に、母さんの
声に似た声が正面から聞こえた。
「ごめん、もう一回言ってくれる?」
再婚「した」って言わなかった?
「だからぁ、ママ再婚したのっ♪」
うん、やっぱり聞き間違えだっ……
「………え?」
訳が分からなくて
顔を勢いよくあげる。
びっくりしすぎて、パンを落としそうになった。
「…どういうこと?」
分かるように説明してよ!!
「そのお相手なんだけどね、
すっごい素敵な人なの∼」
…そんなこと一つも聞いてないんだけど。
分かるように説明してもらったら
いつもお世話になっている
「高級」レストランの社長さんに
プロポーズされたとの事。
……意味が分からないよ。
「琴ちゃんには苦労かけると思うけど
優しい人ばかりだから大丈夫」
もう呆れて何も言えなかった。
とんでもないマイペースだと
思っていたけど…ここまでとは。
「と、いう事でよろしくね!琴ちゃん」
再婚を事後報告した上
「よろしくね!」と笑顔で
話をまとめるなんて…
ありえないよ。
「はぁ…」
溜息をついて忘れかけていた
チョコパンをハムッとかじった。
どうなることやら…
