たくさん…愛されて
身体に力が入らない

勇くんの腕の中で
「彩…。卓は大切な俺達の子供。でも
彩は、俺の全てなんだ。だから、
さみしかったらこの胸の中においで。」

「ここは、彩の場所だよ。」
「愛してるよ。彩…。」
瞳から一筋の涙が零れた。

「ずっと、俺達はお互いに恋愛中だ」
「う…ん」
「おやすみ」「おやすみ勇くん」


寝息を立てた彩の寝顔。

もうすぐ彩の26歳の誕生日。

ブレゼントは、なににしよう。

喜ばせたい。

お前の笑顔が見たい。