「おはよー、ってあらー?時雨は?」

私はいつものようにクラスに入り、いつも通りに仲間に挨拶する。

が、時雨がいない。

渉「時雨、風邪ひいちゃったみたい」

「えっ!?時雨って風邪ひくの!?」

零「おー見事に俺と同じ反応したな夢月」

渉「ははは…時雨だって風邪くらいひくよ?」

「そ、そうなの。大丈夫かな?」

渉「んー、でも38度くらいあるらしい」

「かなりの熱じゃん!」

零「見舞い行かないとな!」

「あ、それいいね!みんなで行こーよ!」

渉「いやでも、そんな大人数で行ったら熱逆に上がっちゃうかも…」

「それもそうだねぇ」

渉「じゃあ、総長の夢月ちゃん行くっていうのは?」

「ほお、なるほど…了解!」