分かってる、分かってるの…。
何を言ったって届かないことは。
だってあなたはもうこの世にいないから…。
もう触れることも
話すことも
笑いあえることも
できないんだ…。
私は泣き崩れた。
ネックレスを胸に当てて月を見上げた。
「いつか来てしまう…」
いつか…"あいつ"が。
私はゾッと震えた。
あの時の記憶、あいつの顔、あの家、あの時の…私
「でも、負けない」
負けないよ、光輝…。
だって、あいつだけは許せない。
私はもう恐れない。
何があっても私はあいつを許さない。
そして、光輝の分も私は生きる。


