無敵な総長さん!

~夢月 side~

う…頭がもうろうとする…。

私は重い瞼を開く。

?「やっとお目覚めかい?」

目の前にはピンク髪の派手な男。

「あんた…誰よ」

?「俺っ?俺は、伊敷シン!よろしく、青龍総長さん」

「あんた…」

あ…そっか、睡眠薬嗅がされてっ…てことは!

ここは棘蛇の倉庫とか?

「シン?あんたは棘蛇の何?」

シン「俺は棘蛇の総長だ」

総長っ?

なんか…意外。

想像してたのと違う。

「で?私をどうしようと?」

ご丁寧にロープで縛っちゃてくれてさ。

シン「まあ手荒なまねはしないよ?ただ捕まっててくれてればいい」