時雨「ああ」
「棘蛇の目的は?」
時雨「わかんねぇ。でも、夢月をさらって世界一の俺達を倒しやすくなるって思ってんだろうな」
…くそっ。
夢月…夢月…!
「俺が…俺が助けねーと!いや、絶対に助け出す!」
この命を張っても…絶対に俺が!
凛「いおん!」
「あ?」
凛「いおんだけじゃないよ!僕達だって夢月を守りたい、助けたい!忘れないで、僕達だって気持ちは同じだよ!」
「凛…」
渉「凛の言う通りだよ」
時雨「みんな同じなんだ」
「そうだよなっ!みんなで夢月を助けだそうぜっ!」
確かに俺達は同じように守りたい、助けたいと思ってる…俺と同じようにこいつらも…
でも、やっぱり違う。
俺は…命を掛けてでも夢月を守り、助ける。
俺の気持ちはそれだけだ…。


